鯉に恋しよう♪

鯉の種類と変種

一口に鯉と言っても大きく魚釣りなどで見かける鯉と観賞用の鯉に分けられ、その中にもさらに様々な種類があります。特に観賞用の鯉は飼い主の好みや飼う環境などによって、どの種類を選ぶのかが決まります。ここでは、普通の鯉や錦鯉などの種類を紹介します。みなさんは、どんな鯉がお好みですか?

基本的な鯉の種類

では、さっそく基本的な鯉の種類から紹介していくことにしましょう。ここで紹介する種類のほかに、黒い色をしたものは烏鯉(カラスゴイ)とか黒鯉(クロゴイ)と呼ばれています。

真鯉(マゴイ)
日本国内では鯉釣りといえば、真鯉が一番ポピュラーなのではないでしょうか。見た瞬間、目につくのは全身を覆っている、とってもきれいなウロコ!このことから鱗鯉(ウロコゴイ)と呼ばれることもあるんですよ。

背中が盛り上がっていて体高の高いものは一般に養殖種、反対に体高が低く流線型のものが野生種と言われています。けれど今は純粋な野生種が激減し、残念なことになかなか見ることができなくなっています。

鏡鯉(カガミゴイ)
この鏡鯉は「ドイツ鯉」という種類に分類されます。「ドイツ鯉」とは、真鯉とは正反対でウロコが少ないものを指します。その中でも鏡鯉は側線のまわり一列にバラバラとウロコがついているという特徴がありますね。側線は鯉に限らず、どんな魚を見ても体の上のほうの背びれに近いところに、尾びれのほうまで伸びている細いスジがありますよね?

それを側線といい、魚が水圧とか水流の変化をキャッチする感覚器官なのです。鏡鯉は全長も長く、体高もあるので全体的に大きな魚と言えるでしょう。ヨーロッパで品種改良が重ねられて生まれた品種です。

革鯉(カワゴイ)
革鯉も「ドイツ鯉」に分類されます。ウロコがほとんどないため、触った感じもツルツルしています。これは食用目的で品種改良されました。国内で見かけるのは日本の鯉と「ドイツ鯉」を交配したものなので、私たちが本物の革鯉を見ることはめったにできませんね…。

錦鯉(ニシキゴイ)
日本で観賞用に品種改良されたのが、この錦鯉です。ところで、みなさん英語で「koi」と言うのは錦鯉のことだと知っていましたか?なんとも言えない美しい色や模様が印象的ですよね♪錦鯉については、あとのほうで詳しく紹介しますので、お楽しみに!

鯉における変種とは?

鯉さて、鯉の変種ってどんなものだと思いますか?実は私たちがよく知っている錦鯉が、その変種にあたります。錦鯉はふつうの鯉を観賞用として養殖した変種なのです。

私なんかは釣りとかにあまり行かないので、鯉は錦鯉がふつうだと思ってしまいます。あまり変種だという感覚はありませんね。19世紀の新潟県長岡市(旧・山古志村)で誕生したといわれています。

農民が貯水池で飼っていた鯉の中にほかと違う色をした鯉がいることに気がつきました。これが変種誕生のはじまりだったのです!それまで黒い鯉しか知らなかった人々はとても珍しがって、何度も改良を重ねていき、今にいたるというわけですね。

ブリーダーと錦鯉

こうして突然変異で生まれた鯉を人々は最初、遊び感覚で楽しんでいましたが、しばらくしてその珍しさから他の地域との物々交換に使われるようになっていきました。それ以来、次第に鯉の養殖を仕事にするブリーダー(飼い主・育てる人)が増えて、今では錦鯉の種類は80種類以上もあるとされています。

これだけたくさんの種類があると、自分で飼いたいと思っても、初心者などはいい鯉の選び方が分からないこともありますよね。そこでブリーダーから直接購入するひとも多いようですね。

ブリーダーは錦鯉を育てることに命をかけているといってもいいくらい、何でも知っているんですよ。鯉に関するさまざまな知識と経験を持っています。どの鯉はどれくらいの価値があるなどということがひと目で判断できるんですって!すごいですよね!

人気の変種

数ある変種をブリーダーはちゃんとカテゴリー別に分類しています。錦鯉の変種は色、模様、ウロコがあるかないかで見分けることができます。基本的な色は白、黒、赤、青、緑、黄色、紫、クリーム色がありますね。ここでは一番人気の御三家とよばれる変種を紹介しましょう。

紅白
紅白錦鯉の中でも基本中の基本で白地に赤い模様があるものをいいます。模様の形状によって二段、三段、四段、稲妻、大模様、小模様などとよばれます。品評会などで一番入賞する確率の高い鯉ですね。


大正三色(たいしょうさんけ)
大正三色紅白に黒い斑点が何ヶ所か付いているものです。大きな斑点と小さな斑点に分けられます。この種の鯉は大正時代に誕生したため、こう名付けられました。単に「さんけ」という言い方をすることもあります。


昭和三色(しょうわさんけ)
昭和三色紅白に筆で描いたような流れ墨斑点があります。名前は昭和時代に誕生したことに由来します。「しょうわ」ともいいますね。墨が大きなインパクトを与えてくれます。品評会では、この墨を引き立てる白地の入り具合も重要です。


※紅白・大正三色・昭和三色の3タイプはブリーダーに最も好まれている変種です。多くの養殖場で、これらの鯉が育てられています。ここでは、ほんの3種しかしょうかいできませんが、ほかにも光りもの、変わりもの、五色など数多くの種類があります。

 

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